- はじめに
- 第1章:見直し前の状況
- ①長年、父のゆかりの修理工場で加入し続けた自動車保険
- ②自分の保険の中身を知らなかった
- 第2章:なぜ見直そうと思ったか
- ①リベシティで知った「固定費の見直し」という考え方
- ②代理店型とダイレクト型、何が違うのか
- ③「まず知ること」が節約の第一歩
- 第3章:比較検討の方法
- ①一括比較サイトを使ってみた
- ②比較するときに意識した3つのポイント
- 第4章:外した・見直した特約
- ①保険証券を初めてじっくり読んだ
- 見直した特約①:車両保険
- 見直した特約②:人身傷害保険の補償額
- 見直した特約③:搭乗者傷害特約
- ②削ってはいけない補償は守った
- 第5章:乗り換え結果
- ①見直しの結果をそのままお見せします
- ②10年で換算すると
- ③実は「個人賠償責任特約」もポイントだった
- ④自転車保険・火災保険との比較も行いました
- 第6章:乗り換えの手順
- ①乗り換えは思ったより簡単でした
- ②事前に準備するもの
- ③乗り換えの手順
- ④等級の引き継ぎを忘れずに
- 第7章:注意点・デメリットも正直に
- ①良いことばかりではない。デメリットも正直にお伝えします
- まとめ|自動車保険は見直せる固定費だった
- ①見直しを通じて気づいたこと
- ②まず一歩踏み出してみてください
はじめに
「自動車保険って、毎年そのまま更新するものじゃないの?」
数年前まで、私はそう思っていました。
マイカーを持ち始めてから長年、昔からお世話になっている自動車修理工場で自動車保険に加入し続けていました。補償内容をじっくり確認したこともなければ、他社と比べたこともありません。年間5万円台の保険料を、疑いもせずに払い続けていたのです。
正直に言うと、見直したいという気持ちがなかったわけではありません。ただ、長年お世話になってきた修理工場との関係を思うと、なかなか踏み出せずにいました。「今さら乗り換えたら申し訳ない」という、昔ながらのしがらみというやつです。
そんな私が心を鬼にして自動車保険を見直した結果、年間保険料が2万円台に。毎年3万円以上の節約に成功しました。
きっかけはリベシティで学んだ「固定費の見直し」という考え方です。
この記事では、私が実際に行った自動車保険の見直し手順と、比較のポイント、外した特約の内容までをすべて正直にお伝えします。「保険の見直しなんて難しそう」「長年の付き合いがあってなかなか踏み出せない」と思っている方にこそ、読んでいただきたい内容です。
第1章:見直し前の状況
①長年、父のゆかりの修理工場で加入し続けた自動車保険
私が自動車保険に加入していたのは、父がかつて働いていた地元の自動車修理工場でした。
父が退職した後も、当時からお世話になっている担当の方が毎年足を運んでくれて、更新の手続きをすべてやってくれていました。こちらはハンコを押すだけ。わからないことがあれば気軽に相談できる。そういう安心感がありました。
何より、父の代からお世話になっている方との関係を思うと、「今さら他に乗り換えます」とはとても言い出せませんでした。保険料が高いかもしれないと薄々感じながらも、長年のしがらみの中でそのまま更新し続けてきたのです。
状況が変わったのは、その担当の方が退職されたタイミングでした。「これが見直すチャンスかもしれない」と思い、重い腰をようやく上げることができました。人との縁やつながりを大切にしたい気持ちは今も変わりません。ただ、家計を守ることも家族への責任だと、自分に言い聞かせました。
②自分の保険の中身を知らなかった
リベシティで固定費の見直しについて学んだとき、まず問われたのが「自分の保険の補償内容を把握していますか?」という問いかけでした。
正直、答えられませんでした。
保険証券を引っ張り出して改めて確認してみると、いくつかの特約が付いていることに気づきました。いつの間に付いたのかもわからないものも含まれていました。毎年ハンコを押すだけで、中身を確認したことがほとんどなかったのです。
「これは見直す必要があるな」と感じた瞬間でした。
第2章:なぜ見直そうと思ったか
①リベシティで知った「固定費の見直し」という考え方
見直しを決意したきっかけは、リベシティで学んだ「固定費の見直し」という考え方でした。
リベシティとは、「お金の勉強をしよう」という理念のもとに運営されているオンラインコミュニティです。そこで繰り返し強調されていたのが、「収入を増やすより先に、支出を見直すことが節約の近道」というメッセージでした。
そして固定費の中でも特に見直し効果が大きいものとして挙げられていたのが、自動車保険でした。
②代理店型とダイレクト型、何が違うのか
リベシティで学ぶまで、自動車保険に「代理店型」と「ダイレクト型(ネット型)」の2種類があることすら知りませんでした。
| 代理店型 | ダイレクト型 | |
| 申し込み方法 | 代理店(担当者)経由 | ネットで直接申し込み |
| 保険料 | 高め | 安め |
| 手続き | 担当者がサポート | 基本的に自分で行う |
| サポート | 対面・手厚い | 電話・ネット中心 |
代理店型が高い理由のひとつは、代理店への手数料が保険料に含まれているためです。担当者が自宅まで来て手続きをしてくれる「サービスの対価」が、保険料に上乗せされているとも言えます。
決して代理店型が悪いわけではありません。ただ、そのサービスが本当に必要かどうかを一度立ち止まって考えてみることが大切だと気づきました。
③「まず知ること」が節約の第一歩
リベシティで学んで一番よかったのは、「知らないままでいることが一番の損」だと気づいたことです。
保険の仕組みを知らなければ、見直すという発想すら生まれません。長年払い続けてきた保険料が適正だったのかどうか、比べてみるまではわからなかったのです。
「とりあえず一度、比較してみよう」
その気持ちで踏み出した一歩が、年間3万円以上の節約につながりました。
第3章:比較検討の方法
①一括比較サイトを使ってみた
複数の保険会社を比較するにあたって、私が使ったのは一括比較サイトです。一括比較サイトとは、必要事項を一度入力するだけで、複数の保険会社の見積もりを同時に取り寄せられるサービスです。無料で利用でき、会員登録も不要なものがほとんどです。
代表的な一括比較サイトとしては以下のものがあります。
- 保険スクエアbang!
- インズウェブ
- ほけんの窓口(ネット版)
↓実際に私が使った一括比較サイトはこちら↓
保険スクエアbang!②比較するときに意識した3つのポイント
無料で一括見積もりができます。まず比較してみてください。① 対人・対物補償は絶対に削らない
自動車保険で最も重要なのが、対人賠償と対物賠償の補償です。万が一の事故で相手に重大な損害を与えてしまった場合、この補償がなければ人生が狂いかねません。対人・対物はともに無制限が基本です。
② 車両保険は車の価値と照らし合わせて検討する
車両保険は保険料を大きく左右する項目のひとつです。車が古くなり市場価値が下がっているにもかかわらず、高い車両保険料を払い続けるのは合理的ではありません。車の価値と保険料を冷静に比べて判断することが大切です。
③ 特約の重複を確認する
保険には様々な特約が用意されていますが、他の保険や制度と補償が重複していることがあります。「何となく付けている特約」を一つひとつ確認して、本当に必要かどうかを判断することが節約への近道です。
第4章:外した・見直した特約
①保険証券を初めてじっくり読んだ
比較検討を進める中で、改めて手元の保険証券をじっくり読み返しました。リベシティで学んだ視点をもとに、一つひとつの特約を「本当に必要かどうか」という観点で見直していきました。
見直した特約①:車両保険
車両保険は、自分の車が事故・災害・盗難などで損傷した際に補償される保険です。補償内容が手厚い分、保険料への影響が最も大きい項目のひとつです。
私が乗っている車は購入から年数が経っており、市場価値がかなり下がっていました。冷静に考えると、車両保険に払い続ける保険料の総額が、万が一の補償額を上回る可能性もありました。車の価値と保険料のバランスを見直した結果、車両保険を外すことを決断しました。
見直した特約②:人身傷害保険の補償額
人身傷害保険は、交通事故で自分や同乗者がケガをした場合に、治療費や休業損害などを補償する保険です。SOMPOダイレクトでは、人身傷害保険の補償額は3,000万円が最低金額として設定されています。日常的な使用であれば、この金額で十分な補償が確保できます。
以前加入していた代理店型の保険では、必要以上に高い補償額が設定されていました。最低補償額で十分まかなえると判断し、適正な水準に見直したことで保険料を抑えることができました。
見直した特約③:搭乗者傷害特約
搭乗者傷害特約は、事故でケガをした場合に一定額が支払われる特約です。しかし人身傷害保険と補償内容が重複している部分があります。人身傷害保険をしっかり確保した上で、搭乗者傷害特約は外すことにしました。
②削ってはいけない補償は守った
特約を見直す一方で、対人賠償・対物賠償はともに無制限のまま維持しました。節約とは「すべてを削ること」ではなく「必要なものを見極めること」だと、この見直しを通じて改めて感じました。
第5章:乗り換え結果
①見直しの結果をそのままお見せします
| 項目 | 見直し前 | 見直し後 |
| 保険会社 | 代理店型(地元修理工場経由) | SOMPOダイレクト |
| 年間保険料 | 5万円台 | 28,580円(今年5月更新時) |
| 車両保険 | あり | なし |
| 人身傷害保険 | 高額設定 | 3,000万円(最低金額) |
| 搭乗者傷害特約 | あり | なし |
| 対人・対物賠償 | 無制限 | 無制限(変更なし) |
| 個人賠償責任特約 | ー | 無制限 |
| 年間節約額 | ー | 約3万円以上 |
②10年で換算すると
年間3万円以上の節約が毎年続くとすると、10年間では約30万円以上の差になります。「たかが保険料の見直し」と思っていましたが、長期で見るとこれだけの金額になります。長年見直しをしてこなかったことを改めて実感しました。
③実は「個人賠償責任特約」もポイントだった
乗り換えを決めた理由のひとつに、個人賠償責任特約が無制限で付いている点があります。個人賠償責任特約とは、日常生活の中で他人にケガをさせたり、他人の物を壊してしまった場合に補償される特約です。自動車事故に限らず、自転車による事故も補償対象になります。
我が家には自転車に乗る子どもがいます。長女・長男ともに自転車を日常的に使っており、万が一の事故が心配でした。この特約のよいところは、別居している子どもも補償対象に含まれる点です。それぞれが単独で自転車保険に加入する必要がなく、一つの特約で家族全員をカバーできます。
④自転車保険・火災保険との比較も行いました
| 方法 | 特徴 |
| 単独の自転車保険に加入 | 子どもごとに保険料が発生する |
| 火災保険の特約として付ける | 補償内容・金額が保険会社によって異なる |
| 自動車保険の特約として付ける | 家族全員をまとめてカバーできる |
実際にそれぞれの費用と補償内容を比較した結果、SOMPOダイレクトの自動車保険に個人賠償責任特約(無制限)を付けるのが最も割安で補償も厚いという結論になりました。
第6章:乗り換えの手順
①乗り換えは思ったより簡単でした
「ダイレクト型への乗り換えは難しそう」と思っていましたが、実際にやってみると手順はシンプルでした。事前に準備するものさえ揃えておけば、ネットで30分程度で手続きが完了します。
②事前に準備するもの
- 現在の保険証券(補償内容の確認に必要)
- 車検証(車の情報確認に必要)
- 運転免許証
- クレジットカード(保険料の支払い用)
③乗り換えの手順
STEP1:現在の保険証券で補償内容を確認する
まず手元の保険証券を引っ張り出して、現在の補償内容を把握します。対人・対物の補償額、車両保険の有無、付いている特約の種類と金額を一つひとつ確認します。
STEP2:一括比較サイトで見積もりを取る
一括比較サイトにアクセスして、必要事項を入力します。一度入力するだけで複数社の見積もりが同時に表示されます。金額だけでなく補償内容もしっかり確認しましょう。
STEP3:不要な特約を洗い出す
見積もりを確認しながら、特約の取捨選択を行います。対人・対物賠償は無制限を維持することを忘れずに。
STEP4:ダイレクト型保険会社のサイトで申し込む
比較検討の結果、乗り換え先が決まったらダイレクト型保険会社のサイトから直接申し込みます。保険の開始日を現在の保険の満期日に合わせることがポイントです。
STEP5:現在の保険を解約する
新しい保険の申し込みが完了したら、現在加入している保険会社または代理店に解約の連絡を入れます。
④等級の引き継ぎを忘れずに
乗り換えの際に忘れがちなのが等級の引き継ぎです。自動車保険の等級(ノンフリート等級)は、乗り換え先の保険会社にそのまま引き継ぐことができます。等級が高いほど保険料の割引が大きくなりますので、これまで積み上げてきた等級をしっかり引き継ぎましょう。
第7章:注意点・デメリットも正直に
①良いことばかりではない。デメリットも正直にお伝えします
ここまで自動車保険の見直しで節約できた話をお伝えしてきましたが、ダイレクト型への乗り換えには当然デメリットもあります。
デメリット①:サポートが電話・ネット中心になる
代理店型の最大のメリットは、担当者が直接対応してくれることです。ダイレクト型はその点が異なり、手続きや問い合わせは基本的に電話またはネットでの対応になります。特にスマホやパソコンの操作が苦手な方には、多少のハードルを感じるかもしれません。
デメリット②:事故対応の質は会社によって差がある
ダイレクト型の中でも、事故対応の丁寧さや迅速さには会社によって差があります。乗り換え前に口コミや評判を確認しておくことをおすすめします。私がSOMPOダイレクトを選んだ理由のひとつも、大手SOMPOグループの一員として事故対応への信頼性が高いと判断したからです。
デメリット③:補償を削りすぎると本末転倒になる
節約を意識するあまり、補償を削りすぎてしまうのは危険です。保険の本来の目的は「万が一のリスクに備えること」です。特に以下の点は削らないことを強くおすすめします。
- 対人賠償・対物賠償は無制限を維持する
- 個人賠償責任特約は家族構成を考慮して検討する
- 自分の生活状況に合った補償額を見極める
デメリット④:車両保険を外すリスクも理解しておく
車両保険を外したことで保険料を大きく下げることができましたが、自分の車が事故・災害・盗難などで損傷した場合、修理費用はすべて自己負担になります。新しい車や高額な車に乗っている場合は慎重に検討してください。
まとめ|自動車保険は見直せる固定費だった
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事では、長年お世話になってきた地元の修理工場との縁を大切にしながらも、家計を守るために心を鬼にして自動車保険を見直した経緯をお伝えしてきました。
| ポイント | 内容 |
| 見直し前の年間保険料 | 5万円台(代理店型) |
| 見直し後の年間保険料 | 28,580円(SOMPOダイレクト) |
| 年間節約額 | 約3万円以上 |
| 10年間の節約額 | 約30万円以上 |
| 外した特約 | 車両保険・搭乗者傷害特約 |
| 見直した特約 | 人身傷害保険(補償額を適正化) |
| 追加した特約 | 個人賠償責任特約(無制限) |
①見直しを通じて気づいたこと
① 知らないことが一番の損
補償内容を把握しないまま、何年も更新し続けていたことを後悔しました。まず自分の保険証券を引っ張り出して、内容を確認することから始めてください。
② 人間関係と家計管理は切り離して考える
長年お世話になってきた方との関係は大切にしたい。その気持ちは今も変わりません。しかし保険料は毎年必ず発生する固定費です。家族のために家計を守ることも、大切な責任のひとつだと気づきました。
③ 節約は削ることではなく見極めること
対人・対物の無制限補償はそのままに、個人賠償責任特約を無制限で追加しました。単に保険料を安くするだけでなく、家族全員により適切な補償を確保できたことが今回の見直しの成果だと思っています。
②まず一歩踏み出してみてください
「保険の見直しは難しそう」「長年の付き合いがあってなかなか踏み出せない」という方も多いと思います。かつての私がまさにそうでした。
しかし一括比較サイトを使えば、無料で簡単に複数社の見積もりが取れます。まずは現在の保険証券を手元に置いて、見積もりだけ取ってみてください。それだけでも、現状を知るための大きな一歩になります。
↓無料で自動車保険を一括比較する↓
保険スクエアbang!※本記事は筆者の実体験をもとにした情報提供を目的としています。保険の補償内容や保険料は、車種・年齢・等級・地域などの条件によって異なります。乗り換えを検討される際は、必ずご自身の状況に合わせて各保険会社にご確認ください。本記事の情報をもとに生じたいかなる損害についても、筆者は責任を負いかねます。


コメント